iPhoneならオンライン会議やオンライン飲み会も超簡単
iPhoneの使い方NEW!
今年の3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的として、政府は不要不急の外出や大規模なイベントの開催を自粛することを国民に要請したことを受け、多くの企業では自宅で作業を行うリモートワークに切り替えるようになりました。実際に多くの社会人が打ち合わせや会議をオンラインに切り替えることになり、リモートワークやオンライン会議などをスムーズに行うためにも、パソコンの導入なども急遽行ったという人は非常に多いといわれています。
こういったオンライン会議に必要な器材が揃えきれていないという場合は、iPhoneユーザーであればビデオ会議をサポートする様々なツールを利用することで代用することが可能です。オンライン会議用のツールとして多く取り入れられているのは、ZOOMやSkypeなどがメジャーですがサービス同士に互換性がないため相手が同じものを利用していないと会議が成立しないデメリットがありました。
同じ会社の社員同士で行うオンライン会議であれば、指定したアプリをインストールすれば問題はありませんが、取引先の方とオンラインでやり取りをする際にはツールを押し付けることはできません。こんな時に簡単に使用することが出来て便利だといわれているのが、iPhoneやiPad、Macで利用することが可能なFaceTimeという機能です。
このFaceTimeは2018年10月にリリースされたiOS12.1から最大で32人までのグループでビデオ通話ができる機能が対応したことから、同時に複数人の参加が必要となる会議でも活躍してくれる特徴を持っています。
FaceTimeの特徴はアップル製品に搭載されているビデオ通話用のアプリで、一般的な電話機能とは異なりWi-Fiやモバイルデータ通信を使用して音声や映像のやり取りをする仕組みとなっています。AppleIDやAppleIDに紐付いている電話番号を利用すれば発着信が可能なので、電話感覚で簡単に機能を利用することができるだけではなく品質も高いことが魅力です。
実際に機能を利用する際に参加を一斉に呼び出したい時などは、FaceTimeを起動した後にそれぞれの電話番号またはAppleIDを入力するだけで完了です。起動すれば過去の履歴が表示される仕組みとなっているので、画面右上に表示されている+ボタンをタップし、宛先に名前を入力して表示された人を選択すれば連絡先アプリが起動するので、通話をしたい相手を選ぶことも可能です。
FaceTimeは一旦マンツーマンでつないだ後に参加者を追加することも可能で、会議室で顔を突き合わせて行う会議のように参加者全員で話をすることができます。顔を見せる必要がない場合はビデオをオフにして音声のみで参加することも可能となります。リモートワーク以外にも向いている機能であり、すっぴん顔でも気軽に友人同士でオンライン飲み会をしたいという人には、自分の顔をCGに置き換える「アニ文字」の機能を利用する方法もあります。これにより目のや口の動きまでCGが性格にトレースしてくれるので、普段とは違った飲み会が楽しめます。
新型コロナウイルスをきっかけに、日本国民の基本的な生活スタイルが大きく変わったと言っても過言ではない今、手元にあるデバイスを上手に活用して便利に過ごしていきたいですね!